大学生の革靴選び。学会発表や就活などインフォーマルな場に向けてどう選ぶ?
入学したての学生さんにとって、革靴を履くシーンは入学式ぐらいのもの。しかし、B3やB4など年次が上がってくると、インフォーマルな格好で外出する機会も増えてきます。研究室に所属すると学会発表でスーツを着るシーンはありますし、就活でも当然必要となります。今回は「大学生の革靴選び」についてご紹介致します。
スーツまで揃えると革靴は1足しか買えない?
革靴と言ってもその種類は千差万別です。しかし紳士服店に出向いてみると、「高い」と感じる方が多いのではないでしょうか。ライフサイエンス系の学生さんはB3やB4になると研究室での実験が忙しくなったり、就活も始めたりと、バイトをしている余裕がなくなってきます。スーツ一式からシャツ、ネクタイ、ベルトなど小物まで揃えると、基本的に革靴は1足しか購入する余裕がないという学生さんがほとんどかと思います。
ベストな1足を選ぶには?
「カジュアル性の高い革靴」「よりカッチリした、フォーマルな革靴」など選択肢は様々です。1足しか購入する余裕がない学生さんにとってはベストな1足を選びたいですよね。革靴と一言で言っても、形・色・ブランド・素材など様々な違いがあります。
オススメしたい判断基準は、「持っているスーツと合わせる」ということ。革靴はスーツの色や形に合わせることを最優先にしましょう。スーツがタイトなのに、革靴がボテッとした感じであればバランスが悪いです。
どうする? 「はじめての革靴」の選択
はじめての革靴を選ぶ際は、ビジネスシーン(学生の場合は就活)でも冠婚葬祭でもどちらでも融通の利く「黒のストレートチップ」をオススメします。革靴文化の長いイギリスでも黒のストレートチップは格式の高いデザインと言われており、どこに履いていくにも間違いありません。
また、意外と盲点なのが、靴底の素材です。靴底にはゴム底と革底がありますが、はじめての革靴はゴム底をオススメします。ゴム底だと雨の日でも履けるので、天候問わず履くことが出来るからです。
ちなみに黒の革靴には必ず黒のベルトとグレーまたは、ダークブルーまたはブラックのスーツを合わせてください。ベルトと革靴の色を合わせるのは鉄則で、違う色だとアンバランスな印象を与えます。またメダリオンと呼ばれる模様の入った革靴は華美でオシャレですが、フォーマルシーンには向きません。