NEW ENTRY

最新情報

理系の卒論発表をソツなくこなす為のプレゼン資料・技術まとめ

学会・研究

プレゼン卒論発表学部生

卒論発表を控える学部生

卒業論文発表は理系学生の関門

理系の学生はゼミに配属されると、各自に課題が与えられます。この課題に対して日々実験を行い、データを取って行かなければなりません。日々の実験、研究の総決算として行われるのが卒論発表です。卒論発表では、実験の成功と失敗、また仮説立案と考察を繰り返して導き出した答えを発表する場です。まさに理系学生が超えなければならない壁と言えるでしょう。

理系の卒論発表は「お隣研究室」にも分かるように話そう

一つの学科で研究されている分野には幅があります。同じ学科に所属している教員とはいえ、お隣の研究室で行われている実験については詳しくないのが当たり前です。即座に教員達に内容を理解して貰う必要がありますので、研究室ゼミでの論調よりも一つ敷居を低くしておく配慮が必要です。

研究の意義を明らかにする

どんな聴衆であれ、興味を持って聞いて貰えないと、内容は理解して貰えません。その為、「なぜこの研究を行っているのか?」「この研究成果は何を示しているのか?」「この研究にはどんな応用が考えられるのか?」など、研究の意義を明らかにしておく必要があります。意義を明らかにしておけば、教員もゴールから遡って、実験内容や推論過程を見通すことが出来ます。

結論をはじめに述べる

これはプレゼンの鉄則です。社会に出てからだと尚更結論を先に求められます。結論を先に述べることで初めて、発表内容に対する心構えが出来ます。結論を先に伝えておけば、後から話す研究内容は全てその結論に繋がっているという目線で見てくれるので、理解してもらいやすくなります。

専門家以外に伝わらない説明は省略する

自分の研究分野に関わっている専門家以外に伝わりにくいと思われる説明は省略した方が良いです。卒論発表は細かなことを伝えるより、結論に到る過程を簡潔に話さないといけません。話しても分かってもらえない内容は、思い切って省略した方がスマートなプレゼンになります。

卒論発表では後悔のないように

卒論発表はわずか10-15分で終わってしまいます。あなたが努力してきて、本当に伝えたいこと、理解して欲しいことを的確に述べることが求められます。緊張してしまうのは仕方ありませんが、情熱を持って発表すればきっと後悔しない結果に終わると思います。

おすすめの記事