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学会に着ていく服装の悩み - スーツか、私服か?

学生時代、特に理系学生なら一度は経験する学会への参加。そんな学会に参加する時にどんな服装で行けば良いのだろう?と悩んでいませんか?ひとえに学会といっても色々な分野の学会がありますよね。学会によっては非常にラフな格好で良かったり、はたまたスーツでないとダメだったりと、分野によってドレスコードの違いがあります。 また、どんな服装が良いのか迷った時には手軽に調べる方法もありますので、ご紹介します。

学会の服装、分野による違いは?

様々な分野の学会に参加したことがある人の意見を聞いたところ、分野ごとに下記のような傾向が見受けられるようです。すべてが下記のような特徴に当てはまるわけではありませんが、ぜひ参考にしてみてください。

農学系学会の特徴

農学系学会の服装はスーツが基本のところが多いようですが、学会によってはスマートカジュアル(ノーネクタイ)を推奨する学会もあるようです。後述する幾つかの分野に比べてスーツ参加者が多いように見受けられるのは、食に関わる研究も数多く発表され、発表者の清潔感も大事な要素となっているからかもしれません。

物理系学会の特徴

物理系学会では、比較的カジュアルな格好で参加される方もいる傾向があり、ジーンズにTシャツ、サンダルとかなりラフな服装の方もいます。スーツを着用している人は少ない傾向があり、普段着で参加されている方が多いようです。

化学系学会の特徴

反対に化学系学会では、スーツを着用している参加者が多く見受けられます。普段からワイシャツ・ネクタイの上に白衣を着て実験している教授も少なくないようで、学会ではスーツ着用がベターという雰囲気があるようです。

医学系学会の特徴

医学系学会もスーツ着用が好まれるようです。医学界では医局制度などの影響からか、誰にお会いしても失礼にあたらないように、学会ではスーツを着用する方が多いとのことです。

学会に着ていく服装の調べ方

まず一番手っ取り早いのが、参加しようとしている学会に実際に参加したことのある先輩や指導教員に聞いてみることです。これは一番確実な方法ですが、今まで誰も参加したことのない学会に参加する場合だと使えません。 次に有効な方法は、参加する学会名をGoogleなどで画像検索し、会場の様子を写した写真を探してみることです。男性の場合、最悪スーツで行けば問題はないでしょうが、女性の場合、例えばスカートの丈や形、シャツの色味などは話を聞くだけではよく分かりません。画像検索で写真を見ることが出来れば、一発で会場の雰囲気を知ることが出来ますよね。 学会での服装は意外と悩んでしまう人が多いようです。でも一番大事なのは成果をきちんと発表することであり、自分の研究に活かせる研究結果を見聞することです。服装に気を取られないように事前に対策しておきたいですね。

【連動記事】続編 写真でわかる「学会の服装」 男性・女性別に要点をまとめてみた
                  スーツで学会に参加するときに気をつけたいポイント(男性用)

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