連載 西村尚子の生命科学探訪⑱
細胞どうしを正しく貼り付け、 必要に応じて接着度合いを調節するしくみとは?
「つかず離れずの、適度な距離感」は、複雑な現代社会で円滑な人間関係を営むための秘訣といえますが、体を構成する細胞にとっても死活問題です。ヒトでは数百種、30兆個に及ぶとされる細胞は、互いに物質や情報を…
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「つかず離れずの、適度な距離感」は、複雑な現代社会で円滑な人間関係を営むための秘訣といえますが、体を構成する細胞にとっても死活問題です。ヒトでは数百種、30兆個に及ぶとされる細胞は、互いに物質や情報を…
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研究者によって収集されたデータや研究成果は、論文として発表された時点で日の目を見ることになります。論文に画像や図表を入れることは、研究成果を簡潔かつ視覚的な方法で伝えるためには大変有用です。しかし、論…
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時代が令和に変わり、「超」のつく大型連休が終わって約4週間がたちました。今年は「6月病」という言葉をたびたび見聞きします。休みが長かった分、5月病が後ろに倒れるのでしょうか、あるいは長引くのでしょうか…
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せっかく研究論文を書いても、読者の興味を引くことができなければ最後まで読んでもらうことはできません。そのためにはどうすればよいのか。読者が論文を読む時、読者の心を捉え、内容にのめり込んでもらうために鍵…
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文献レビュー(Review article)とは、特定のテーマに関する研究論文などの著作物の概要や評価をまとめて記述することです。論文の一形式として知られており、いかなる分野の学術研究においても重大な…
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シュレディンガーやホールデンなど、これまでに多くの科学者が「生命とは何か」という問いに答えようとしましたが、未だに満足できるものはありません。「生命の最小単位」とされる細胞ひとつにさえ、複製、分裂、分…
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日本農芸化学会大会は、「生命」「食糧」「環境」をキーワードに、バイオサイエンスやバイオテクノロジー分野で活躍する研究者を中心に約5000名が参加する大会となっております。 日本農芸化学会2019年度大…
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増加の一途をたどる認知症の約7割を占める、アルツハイマー病。10年後には患者がさらに35%以上増えると推定され、40〜50代での発症例も少なくないことから、深刻な社会問題となっています。治療薬(ドネペ…
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競泳界のホープとされる池江璃花子選手が、自身の白血病について公表し、日本のみならず世界中に大きな衝撃を与えています。「18歳という若さでなぜ?」との声が上がっていますが、白血病には、急性リンパ性白血病…
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査読は、学術雑誌(ジャーナル)に出版される研究論文の品質を確保するために欠かせません。そのためには、原稿および学術雑誌の品質を確保することが出版工程に組み込まれていることが不可欠です。出版に先立ち、原…