今年の4月30日という日付での天皇陛下の退位は江戸後期の光格天皇以来約200年ぶりということで、近代以降では初めてとのこと。もう随分と時間をかけて皇位継承の儀式や改元に向けた準備が進んでいますが、「平成」という元号も、間もなく31年という長さで幕を閉じていくことになります。そして、5月1日には皇太子さまが即位し、元号も改まることになるのです。

今年2019年1月1日Ｅテレの【先人たちの底力 知恵泉】という番組で「大新年会“改元”～いろいろあったね！歴代元号～」という番組が放送されましたが、見た人はいますか？御存知「大化の改新」でしられる元号は、645年の【大化】が日本初の元号でしたが、「平成」までなんと247。元来、中国で用いられていた元号ですが、現在に至るまで使用してきたのは日本だけ。実は、日中はとっても仲良しなのかもしれませんね。

番組では、日本の文化と歴史そのものと言える元号を特集していました。元号が単なる2～4文字の語句ではなく、吉兆を期待し、悪しきをリセットして様々な時代の壁を乗り越えてきた先人たちの知恵のかたまりでもあったというお話が聞けました。信長や家康が改元に秘めた天下統一の野望…昭和から平成への舞台裏など興味深いものでしたが、247もの元号が既に使われてきたことを思うと重ならない様に考えるのも大変かもしれませんね。

2文字という字数制限はあるのかもしれませんが、政府は5月1日に切り替わる新しい元号の選定をめぐり、漢文で書かれた漢籍を出典にする方針とのこと。「平成」の時の前例を踏襲することで保守派らの反発を避けて、新元号への円滑な移行をめざし、改元の1カ月前の4月1日に公表されることが既にハッキリしています。ついでなので、これまでの元号を見てみると・・・

これだけあると一々見る気も起きませんが、気になるのは、やはり新元号。(株)和泉屋さんが運営し、(株)島崎酒造さんの協賛協力で行われている新元号予想キャンペーンも、数多くのテレビや情報誌で取り上げられるほど盛り上がりを見せています。詳しくはこちらのサイトへ
https://izumiya-inc.com/campaign/singengou-bosyu/

ピタリと当たると、何か貰えるらしいですよ!!　ちなみに新元号の条件は、古典（従来すべて漢籍だが、今後は日本の古典もありうる）に基づいて考案され、「元号法」に従って定められた「改元要綱」によって、①「国民の理想としてふさわしいような良い意味を持つこと」、②「漢字二字」で「書きやすく読みやすいこと」、③「これまで元号などに使用されたり俗用されたりしていないこと」という条件に適う必要があるそうですのでトライしてみます??

・・・で、私の予想ですが、目立ちたがり屋の安倍晋三の「安」が安易かつ強引に入れられる事を前提にしてしまって、「様々な争いを避けたい」という想いと「日本の良さを海外に広める」という観点から「和」という文字を入れて、「安和」または「和安」と考えました。ところが、「安和」は既に元号として使われていたんですよね。「和安」確定か???

今回の改元に携る人達は、極めて高度な学識と精密な作業を要することになりますが、分かりやすく明るく希望が持てるような、新しい元号を選定してほしいですよね。ゆくゆくは、2文字という枠と漢字という枠等も取り払って「なごみ」元年みたいに・・・ひらがなの元号が登場したら、みんな優しい気持ちになれる気がするのですがねぇ・・・

※パスワードの保護を解除しました。前回出題の暗号問題回答は、次のブログに掲載しています。

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