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黙っていられない”大坂なおみ”全米テニス事件 その後

先日、ちょっとスカッとする記事を見つけました・・・
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・・・怒るセリーナを後押しするブーイングが起き、異様な雰囲気が漂って・・・
(表彰式では聞かれた質問に答えず、こう切り出した大坂なおみさん・・・)
「みんなセリーナを応援しているのは分かっている。こんな結果になってごめんなさい」と勝者らしからぬ言葉を発して涙・・・
・・・全米オープン女子シングルス決勝で大坂に敗れたセリーナ・ウィリアムズの主審に対する抗議や、それを甘受した観客や大会関係者を米メディアが酷評「全米テニスが大坂選手にしたことは恥ずべきことだ」などと批判する記事を一斉に掲載した。・・・
 9日付の大衆紙ニューヨーク・ポストはキャラハン氏の論評を掲載・・・
表彰式で観客が大坂にブーイングし、全米テニス協会の会長が「私たちが求めた結末ではなかった」「セリーナは王者の中の王者」と述べるなど、勝者を侮辱するような対応をしたと指摘した。
 セリーナも大坂をきちんとたたえなかったなどとし「これほどスポーツマンシップに反する出来事は記憶にない」とこき下ろした。一方で「キャリアが始まったばかりの若い大坂選手は、コートの内外で闘志や決意、成熟ぶりを示した」と称賛した。
 同紙の別の記事は「ウィリアムズの自己崩壊」と表現。表彰式で泣き続けた大坂にとって「覇者として純粋な喜びの瞬間であるべきだった」と指摘した。ニューヨーク・デイリーニューズ紙も「セリーナのラケット(破壊行為)が大坂を祝福すべき時を奪った」との記事で、主審に謝罪を迫ったセリーナに対し「謝罪を受けるに値するのは大坂だ」と断罪した。ニューヨーク・タイムズ紙は「涙に染められた大勝利」の見出しで「怒りとブーイングと涙が大坂なおみの素晴らしい勝利を曇らせた」と解説した。
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この記事があったことでセリーナの美談という表現に納得できなかった私の気持ちは、少しスッキリしたのですが・・・

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テニスの全米オープンの主催者は8日、女子シングルス決勝で大坂なおみに敗れたセリーナが第2セットに警告を3度も受ける異例の事態が起きたことに関し、経緯を説明する声明を発表。警告の1度目は第2ゲーム。主審はS・ウィリアムズのコーチによって試合中に認められていない「コーチング」があったとした。S・ウィリアムズは助言を受けていないと明言したが、関係者席のコーチは指示を出したと認めたという。
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コーチングの違反についてはセリーナがやった事ではなくて、コーチがやった事。ルール上セリーナがそれを受けていないと言ってもダメなものはダメと判断するのが正しいと思います。審判がそれを見逃して許したら、ルールなんてないも同じ・・・ところが・・・

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ワシントンポストでは女性差別という言葉を多様し、セレーナ選手を擁護。女性差別を訴える著名人・人権団体の抗議文やツイッターなどを掲載。紙面の大半が審判へのクレームは「全く正しかった」と弁護していた。
一方、ニューヨーク・タイムズは、セレーナが感情をコントロールできなかったことを批判しつつも、やはり女性差別について論じていた。
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女性差別だとか、人種差別だとかの話を、こんなところに引き出してくるのは、審判に対して失礼も甚だしいと、また新たなる怒りの種が湧いてくるではありませんか。セリーナだから違反にしない。女性だから違反にするというのではなくて、コーチがルール違反したからペナルティを取った。それだけ。自分が厳格に審判を務めようと思えば、どう判断を下したかは明確なはず・・・。その後、こんな記事を見つけました・・・

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大坂なおみが日本人初のグランドスラム優勝を果たした全米オープンの決勝戦で“女王”セリーナ・ウィリアムズがカルロス・ラモス主審と繰り広げた“バトル”の波紋が収まらない。全米オープンの主催者は、ウィリアムズが犯したコーチの助言、ラケット破壊、主審への暴言という3つの罰則に対して1万7000ドル(約189万円)の罰金を科し、ウィリアムズが「コーチから助言を受けるなどの不正はしていない。女性差別だ」と抗議していることに対して、国際テニス連盟は、ラモス氏の下した判定について「適切なルールに沿っていた」という異例の声明を発表した。
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実際に過去の判定についても取り上げ、審判が厳格に職務を遂行している事を伝えてくれました。そして、また、心を落ち着かせてくれたのは、往年の女王ナブラチロワさんでした。以下、その記事から・・・

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4大大会通算49勝ナブラチロワさんがNY紙でコラム展開「セリーナは何を過ったのか」
テニスの全米オープンで男女シングルス日本人初優勝を果たした大坂なおみ。決勝ではセリーナが主審への暴言などで警告を受けるなど取り乱す一方で冷静さを保ち、表彰式ではブーイングの観衆に涙の謝罪をするなど優しさを見せた。シングルス、ダブルスで4大大会優勝計49度という女子テニス界のレジェンドは、セリーナの振る舞いに苦言を呈する一方で「試合中も試合後も本当に感動的だったのはオオサカさん」と人間性を絶賛している。
4大大会23勝を誇るセリーナの振る舞いは様々な意見を呼んでいるが、かつての女王マルチナ・ナブラチロワさんは容赦なかった。チェコと米国の二重国籍を持ち、グランドスラムでシングルス18勝、ダブルス31勝を挙げた天才レフティーは「セリーナは何を過ったのか」とタイトルをつけ、地元紙「ニューヨーク・タイムズ」でコラムを執筆している。
セリーナは劣勢に立たされた第2セット、客席からのコーチングをきっかけに客席からの指導で注意を受けて憤慨。その後もラケット破壊、度重なる暴言で計3度のペナルティを受け、試合後もカルロス・ラモス審判による性差別を主張していた。しかし、コラムではセリーナに対し、厳しい論調を展開している。
「セリーナ・ウィリアムズはある部分では正しい。素行不良がいかに罰せられるのかについては、大きなダブルスタンダードが存在する。そして、テニス界だけではない」と理解を示しながら、「男子が見逃されているのだから、女子だって見逃されるべきだ、という考えは賢くない」とセリーナの主張に言及した。その上で「我々は自問自答すべき。我々の競技を尊重し、対戦相手に敬意を払うための正しい流儀は何なのか、ということを」と訴えかけている。セリーナはコーチング違反、警告を受けた状態でのラケット破壊、主審への暴言によるペナルティの3点で警告を受けたが、ナブラチロワさんは「それ以外に選択肢はなかった」とラモス主審の判断も全面的に支持している。
セリーナのラケット破壊に苦言「私も何度も粉々にしたいと思った。でも…」
ゲームを失った瞬間のラケット破壊については「私も現役時代に何度も自分のラケットを粉々にしたいと思った。でも、その時は子供たちが見ていると考えた。そうすることで、渋々でもラケットを収めていた」と女王の流儀を説明。セリーナが04、09、11年の全米オープンでもコート上で騒動を起こした経緯とともに、今回の行動で大坂が被害者となったことも指摘している。
「(審判との)長い衝突の後、試合は再開となった。ナオミ・オオサカは彼女自身にとっても日本にとっても初のメジャータイトルだったが、こんなドラマとブーイングの攻撃の中で優勝を勝ち取った。私の見る限り、こんなグランドスラム決勝を見たことがない」
前代未聞の決勝と振り返る一方で、「ウィリアムズさんは試合後に確かにオオサカさんに素晴らしい態度を見せた。真の王者とも言えるかも知れない。オオサカさんの試合中、そして、試合後の振る舞い方こそが、本当の意味で感動的だった」と新女王・大坂の人間性を高く評価している。
セリーナは表彰式でブーイングを止めるよう、観衆に訴えたが、そもそも異様な状況を生み出したのはセリーナ自身。セリーナファンで埋め尽くされたスタンドの完全アウェーの雰囲気にも打ち勝ち、栄冠を掴み取った晴れの表彰式では涙ながらにファンに謝罪した。誰も真似できないナオミの流儀にかつての絶対女王も称賛を送っている。(THE ANSWER編集部記事より)
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皆さんは、どの様に思いましたか???最後のナブラチロワさんの記事、良かったです。編集部の方、ありがとうございました。

日本に来られても、大金をどう使うのかとか、余計な質問に攻められたりもしていますが、大坂なおみさんの人柄の良さで、いやな場も浄化されていくような不思議な女性ですよね。それにしてもまさかのグランドスラムでとんでもない大事件を体験したにもかかわらず、よく耐えて頑張りとおしました!!これからも応援しています!!

(すみませんが、パス問題は次回で・・・)

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