気になる離職率・・・定着率は??
昨年2018年10月に厚生労働省が公表した「新規学卒就職者の離職状況」の最新データによると、大卒就職者(対象は2015年卒生)の3年後離職率は31.8%と、前年比で0.4ポイント改善されたという話が報道されていました。そのデータの信ぴょう性は、最近の諸々の出来事からすると、どこまでのものか何ともコメントができませんが・・・
気になる離職率は、大規模になるほど離職率が低下する傾向で、1,000人以上では24.2%、30~99人では39.0%、5~29人で49.3%、5人未満で57.0%と、規模が小さいほど離職率が高くなっていたそうです。また、給料が高い程離職率が低いという結果も出ていたようですが、これは、なんとなく理解できるお話ですよね。
ところで、この離職率、働きやすさの指標の一つになっており、就職活動をする人の中には、会社の離職率や業界の離職率などを気にする人も多くいます。離職率とは、ある時点の在籍人数に対して一定期間後に退職した人の割合のことをいいますが、一般的には、期首から期末までの1年間で算出することが多く、入社後1年、或いは、入社後3年などの期間で離職率を算出するケースがありますので、この条件もしっかり確認する様にした方が良いですよね。
また、こうした離職率は、従業員の仕事や職場満足度に比例するというお話もあるようですから、離職率が高い企業には要注意という事なのでしょうか・・・。ちなみに、弊社は20人を少し超える程度の小さな会社で、求人に関しては欠員が出た時、或いは業務拡大の際に求人活動をする程度で、定期的には行っていません。また、小さな会社ですから、平均年収もとても高いとは言えない感じですが、もうずっと1年間や3年間を基準とした離職率は0%。定着率で言うなら100%をキープしてはいます。
だから、従業員が皆満足しているかどうかって言われると、それは何とも言えないのですが・・・、とりあえず酷い状態ではないのだろうと思います。気になる就職活動、収入も大切ですが、肝心なのは、それだけではないのかな??とも思う訳です。
「自分の居場所があるか」「自分の能力を活かせる仕事か」或いは「自分の生活にマイナスにならない仕事か」等々・・・。色々な仕事を経験すると、何が大切かが見えてくるようになるので、学生時代のアルバイトも良い経験になるように思います。転職を多くしてしまうと、その数の多さだけで面接の機会すら与えてくれない企業が出てきますから、就職先は慎重に選んでいきたいものですよね。
さて、前回ブログの暗号問題。「次の漢字を口にすると」という問題文を「次の漢字を口に入れると」と解釈すれば、以下、この様に読めることになります。
「人」→「囚」→「シュウ」、「木」→「困」→「コン」、「口」→「回」→「カイ」
ということで、「玉」は、「国」となることが分かり、得られた答えを小文字の英語にということなので、「国」→「country」が答えとなります。簡単だったでしょうか???
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