歴史嫌いを克服!?
私は子供の頃から歴史が嫌いで、とにかく「何で年号を語呂合わせで覚えなければならないのか?」とか、こんな昔の人の名前なんぞ覚えても仕方ないだろう!!」とか思ってる人間でした。
ところが、そんな私の歴史嫌いを克服させてくれたのがテレビだったのです。もともとテレビ好きだったので、たまたま歴史を知らないながらも格好良いと思っていた人物が『歴史秘話ヒストリア』というNHKの番組に登場してきたので見た事から変化が起こり始めたのです。
更に、それを加速させたのがBS-TBSの『諸説あり!』という番組。教科書で習った事とは違う証拠が見つかる事で、定説が崩れて歴史が変わるという展開が扱われると、歴史嫌いだった私にはとても痛快で面白かったのです。もう昨年2018年の9月に終わってしまったので、とても残念に思っています。
それでも面白い番組は探せばあるもので同じくNHKの『偉人たちの健康診断』という番組。この番組は歴史上の人物にまつわる資料から健康状態を推察して…というのがメインでありながらも、並行してしっかり歴史も扱っていくので切り口が面白いのです。
更には同じくNHKの『英雄たちの選択』という番組。歴史を大きく変える決断をした英雄たちを取りあげて、その心の中に分け入り「他にどのような選択肢があったのか?」その選択の崖っぷちに立たされた英雄たちが体験したであろう「葛藤」を、専門家の考証に基づいて復元・独自アニメーションなどを駆使してシミュレーションしていくので、これまた非常に面白いのです。
今更ながら残念に思えるのは、何で学校で習った歴史は、ああもつまらなかったのだろうかと。丁度詰め込み教育の中で育った私だったせいか、年号やら漢字で書かれた人物や出来事を、興味のあるなしにかかわらず「ひたすら暗記させられる」ということが苦痛で苦痛でならなかったのです。
ところが、切り口を変えて放送される歴史を扱った番組では、登場人物や出来事に引き込まれるように、その時の状況や人物の背景等をしっかり押さえて取り扱ってくれるので、分かりやすく自ずと興味が持てるようになるのです。
歴史が嫌いな人には、テレビの有効活用はお薦めの対応策です。他に歴史を扱う番組としては『ニッポン!歴史鑑定』『ザ·プロファイラー』『先人たちの底力 知恵泉』『【にっぽんの歴史】THE 歴史列伝』『これが日本の新常識!なぜ、あの歴史は消えたのか?』など多数あります。自分に合った展開の番組が、探せばきっと見つかるのではないかと思います。歴史大好きな磯田道史さんなどは、その人の表情を見ているだけでも面白くなってしまった私。
NHKスペシャルで特集として組まれる歴史を扱った番組も中身が濃く、それでいて分かりやすく作られている物も沢山あります。是非、永久保存版を探してみてください。私の週末の楽しみは、そんな永久保存版を番組表から探し出して録画することになっています。BSは特に、そんな番組が多数見つけられるので、地上波ばかり見ている人は、こちらも要チェックですからね!!
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