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最低賃金・非正規雇用の現状・・・格差大国日本?!

日本の最低賃金の割合がヨーロッパに比べて異常に低いという話に、前回ブログの後半でお伝えしましたが、実のところどうなのか? 調べてみました。

最も時給が高かったのは1位のオーストラリアで時給1,456円。2位はルクセンブルクで1,355円、第3位フランス時給1,198円、第4位ニュージーランド時給1,176円、第5位にイギリスで時給1,154円。以下アイルランド、ベルギー、オランダ、ドイツなどが続きます。

日本のデータは2016の全体の最低賃金の平均なので若干ニュアンスが違いますが、世界と比較すると第12位の750円となっています。これは、1位のオーストラリアの約半分となりますねぇ…。勿論アジア等の人件費と比較すれば高いという見方もありますが、優秀な先進国【日本】の最低賃金と思うと…やっぱり、その低さに驚きを隠せません。

当然の事ながら?? G7の中では最低…。ところで、アメリカは第11位の806円でしたが、隣のメキシコは30位の67円。このアメリカとメキシコの最低賃金が約12倍にも及ぶ事を思えば、メキシコからアメリカへの移民もなんとなく分からないでもありません。

先日、「正社員として働きたいのに非正規社員のままの女性が多いのはなぜか。」そんな記事を読みましたが、総務省の調査によると【男性の正規2,355万人】に対して、【非正規681万人】。一方、【女性の正規1,123万人】に対して、【非正規1,476万人】と、女性に関しては非正規の方が多いという現実があります。

女性は結婚すると家事や子育てなど、家庭が中心になりがちだから、何となく想像できる気もしますが、共働きをしていかないと、家計を支えるのが難しいのも事実。産まれた子供さえ、負担なくちゃんと面倒見てくれる制度や環境があれば、すぐにでも働きたい女性は山ほどいるはず。

日本総合研究所の「2017年調査」によると、現政権が進める「女性の活躍推進について感じていることは何か」と尋ねたところ、「非正規雇用で働く女性の環境までは改善されていないことに疑問を感じる」が最も多い46.0%、続いて「子育てをしながら働く女性を支えるために、一部の従業員の負担が増えていることに疑問を感じる」が35.0%だったそうです。

「2017年調査」で女性側の意見を見るかぎり、管理職引き上げに対することよりも、「非正規雇用の女性の待遇」や、「子育て女性を支えるための周囲の負担増加」について、早く対処すべきだという意見が多く寄せられ、非正規雇用の女性に対して「正規雇用への転換の希望をするか」と尋ねると、56.0%の女性が正規雇用に転換をしたいと回答をしていたそうです。

資本主義の悲しさとでも言いましょうか、貧富の差から来る、思考の違いは如何ともし難く、金持ちのお偉い様方には、こうした弱い立場や苦しい立場にある人たちへの思いなんて、視野の中にすら入って来ないのでしょうね。

そんなこんなで報じられていた昨日のニュース…『深夜国会で衆院残業代1,803万円』。平成31年度予算案採決などで衆院本会議が午前2時まで続いた1日夜~2日未明に、衆院の職員889人が残業し超過勤務手当総額が1,803万9,765円に達したとする集計結果が明らかにされ、参院や国会図書館などを含めた残業者1,242人では超勤手当2,231万1,823円)だったとか…。

家が建つなぁと思うばかりか、国会で行われたやり取りまで考えると無駄に税金が使われている気がしてならないのも事実…。こんな高額残業代が国会会期中にバンバン発生しているかと思うと、「真摯に受け止めます」とか「記憶に御座いません」とか「発言を撤回させて頂きます」とかとかとか・・・腹立つはぁ・・・・。

今回は愚痴ばかりの回となってしまいましたが、本当に豊かな国となる為に何が必要なのか、どこに目を向け、何から手を付けるべきなのか、政治家に任せっきりになるのではなく、立場や境遇・年齢など関係なく、何かしら訴えていく必要がある気がします。SNSは、人を傷つけたり笑いを取ることよりも、そうした生きた形で使っていきたいですよね。

さて前回ブログの暗号問題回答ですが・・・
の文字を下の換字表に当てはめて解いていきます・・・

・・・ということで、【そつきよう】と読み取れます。「真ん中の字に濁点を付け、得られた答えは8文字の小文字の英単語に変えて・・・」という出題なので【卒業】すなわち【graduate】が答えでした。

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