エントリー数企業ランキング(運輸・倉庫)部門 ベスト10に入っているタクシー会社の登場です。そんなこんなで、11月15日放送のカンブリア宮殿『「拾う」から「選ばれる」へ　老舗３代目のタクシー革命！』の回、見た人はいますか？

もう随分と前から利用者減で低迷が続くタクシー業界にあって、トップの売り上げを誇っているのが創業90年の老舗タクシー会社、カンブリア宮殿には2度目の登場となる日本交通。「『拾う』から、『選ばれる』タクシー」を掲げ、陣頭指揮を奮う創業家３代目、日本交通会長の川鍋一朗さん。

川鍋さんは、「がっちりマンデー」という番組のお正月特番に毎年登場しているので御存知の方も多いと思いますが、同時にタクシー連合会の会長という「広い視野でものごとを見る」立場でもあり、「初乗り運賃値下げ（410円）」を決断したり、ＩＴ会社を立ち上げ、「タクシーの配車アプリ」といった新たなサービスを導入したりと、タクシー業界自体をも牽引する凄腕のお方。

昨年、東京のタクシーの初乗り運賃は730円から410円へと値下がりました。私の住んでいる千葉は相変わらずなので恩恵を受けることができませんが…値下がりした事で、近距離を手軽に移動する、”ちょい乗り客”が増え、利用客増に繋がっているんだとか。そりゃそうですよね。1000円近いのと1コインでは大きな違いです。

また、トヨタが開発したタクシー用の新型車両は乗りやすく、広々として快適と評判で、見た目にも違う事から、走っていれば直ぐに見つけられます。こうした改革は、タクシー業界全体の会長でもある川鍋さんが断行したもの。

川鍋さんは業界全体の底上げを図りながら、ライバル会社との差別化も打ち出しています。例えば、介護資格を持つ乗務員による「サポートタクシー」や、観光の知識にたけた乗務員による「観光タクシー」など、客に寄り添ったサービスを展開し、エキスパートの乗務員を産み出しています。

そんな日本交通を率いる川鍋さんは、乗務員のサービス向上を図るため、様々な研修やマニュアル化を徹底し、覆面モニター制度を設けて、社外の人による乗車中のタクシーへの抜き打ちチェックも行っています。また、社員のモチベーションを上げるため、キャリアパス制度という仕組みを作って、キャリアを積み試験に合格すると高級路線の黒タク乗務員になることができ、最終的にはサポートタクシーや観光タクシーといった専門性を持ったエキスパートドライバーへと昇格していく事ができます。勿論、報酬アップにも繋がる制度です。

そんな日本交通ですから、学生の就職先としても人気急上昇!!
エントリー数企業ランキング(運輸・倉庫)部門 ベスト10をご紹介しますと・・・

1位　ANAエアポートサービス
2位　日本航空
3位　日本郵便輸送
4位　成田国際空港
5位　JR東日本
6位　郵船クルーズ　オーシャンホテルシステム
7位　郵船ロジスティクス
8位　澁澤倉庫
9位　商船三井
10位　日本交通

そう、低迷が続くタクシー業界の1つが、錚々たる企業のが揃う中のトップ10に入っているのです。６年前から大卒の新卒採用をはじめ、以降年々採用者は増え続け、人気の就職先としてエントリーも5600を越えてきたそうです。なんと、来年度は150名もの内定者が入社する予定なんだとか…。

ちなみに、川鍋さんの「座右の銘」はこうでした。

【変化はコントロールできない。ただ、その先頭に立つのみ。】

格好良い座右の銘ですよねぇ。見た目もキアヌ・リーヴスに似ており、格好良過ぎるタクシー王子ですが、発する言葉も、見た目、中身まで凄いから、世の中・・・ちょっと不平等な気がします・・・。何を言っているのでしょうか、私は・・・

さて次回ブログのパスワードですが、今回は趣向を変えて暗号文を作って頂こうかと思います。前回【忍びの伊呂波】で答えとなっていた【canary】を同系元祖みたいな存在の【ポリュビオアス暗号】に置き換えたものをパスワードにしたいと思います。同換字表は、以前にもご紹介していますし、インターネット上から探し出すことも難しいことではありませんので、是非、チャレンジしてみて下さい!!

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