【「国や社会を変えられる」と思う若者は5人に1人】そんなタイトルの記事を読んだのは先週の事ですが、「自分で国や社会を変えられる」と思う日本の若者が少なく、国や社会に対する意識の低さが浮き彫りになったと書かれていました。

日本財団が日本やアメリカ、イギリス、中国、韓国やインドなど9カ国の17歳から19歳、それぞれ1,000人を対象にした調査によると、「自分で国や社会を変えられる」と考える日本の若者は18.3％で、残り8カ国で最も低く韓国の半数以下。

また、「将来の夢を持っている」「国に解決したい社会課題がある」という質問への回答も他国と比べて30％近く低い数字だったそうです。更に、「自分の国の将来についてどう思うか」という質問に「良くなる」と答えた日本の若者は9.6％で、9カ国中最低となり、トップの中国の10分の1にとどまったということらしいのです。

これって、果たして【国や社会に対する意識の低さ】が原因なのでしょうか・・・。
私の大好きな番組に【家、ついて行ってイイですか？】という番組があります。毎週水曜日に放送されている番組ですが、毎週、様々な境遇の中で生きている生の人生を見る事が出来、笑いあり涙ありで、他に類似する番組はないように感じています。

そんな番組で11月27日に放送された中に、ゴミ屋敷に住む「伊勢神宮の元神主」さんが登場していたのですが、見られた方はいますか？

高校までしか行っていないという主人公はアルバイトをしながら生活を送っていたものの、日本で1番の神社をお参りするついでに、神主になれる試験を受けたところ受かってしまいます。それから2年間の修行をして祝詞の勉強をしていきますが、2011年の東日本大震災を機に神主を辞めてしまいます。

理由は神社で被災者支援用の米として作っていた支援米を、こともあろうに神社本庁職員が食べてしまうのを見てショックを受けたからでした・・・。その後、福島に帰って原発事故で飛散した放射性物質を取り除く除染作業を行い、今はＩＴ系の派遣社員で収入も少なく、トイレ扉なしの焼夷弾と火災でボロボロになっている廃墟の様な衝撃の家で暮らしていました。

【国や社会に対する意識の低さ】ではなくて、見本とならなければならない人たちが、【国や社会に対する意識】を押し潰していっているように思いませんか？話題の「桜を見る会」の名簿にしても、公文書管理が成されず、やりたい放題、国民の税金を私的な事に流用している…。そんな事を国の代表が行い、それをどうする事も出来ない見本となっている人たち…。そんなやりきれない社会を何度も見せられてきながら、若者が情けないなんて私には言えません・・・

ただ、願うのは「夢」や「希望」を失わないで欲しいという事。決して「良くない人」ばかりではないという事。正義の為に一緒に闘えるはずの人が必ずいるという事。信じて欲しい気がします・・・。

それでは本当に久々の暗号問題。今回は久々なので簡単なものにしておきましょう。暗号文「edfnvlgh」を解読すると「backside」。それでは、「klgh」は、どう解読されるでしょうか?得られた4文字の小文字が次回ブログのパスワードになります。回答はその次の回で・・・。

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