世界チャンピオンとナイトの称号を持つ日本人ジェラート職人
6月03日放送の情熱大陸【柴野大造 ジェラート職人】の回、見ましたか?2017年11月の本場イタリアで開かれた世界最大のジェラート祭「Sherbeth Festival」大会コンペティション部門で、並み居るイタリア人職人を破って総合優勝し、アジア初のジェラート世界チャンピオンに輝いた日本人職人です。
リンゴにパインアップル、そしてイタリア人の多くが生臭いと苦手にする野菜の代表格、セロリをあえて盛り込んだそのジェラートは、イタリア人の味覚の常識を覆す絶妙なハーモニーを生み出し、柴野さんを史上初のアジア人チャンピオンの座に押し上げたのです。辛口で知られる審査員長が「日本で開かれる寿司の世界大会でイタリア人が優勝するようなもの」と舌を巻く快挙で、柴野さんの名は世界のスイーツ界に一躍轟いたのです。
もともと石川県の酪農家に生まれ、東京農業大学を卒業後に家業を継いだそうですが、一億円以上の借金を抱えた苦しい経営状況に一念発起し、イタリアからレシピ本を取り寄せジェラート作りを始めたのだそうです。独学で試作を続け、やがてノンホモ低温殺菌にこだわった高品質な牛乳と奥能登の豊かな食材をジェラートに仕立てる繊細な技術が認められ、国内外の数々のコンテストで評価されるようになり、一気に世界の頂点へと駆け上がったとのこと。
そう言えばジェラートワールドカップ2018には、チームジャパンとして参戦し、ここでは残念ながらフランス、スペイン、オーストリアに続いて4位。番組の中では、アジア大会参加の様子が映されていました。味だけでなく見た目の美しさも競う大会だったのですが、雨細工の器はルール違反と評価対象からはずされ、甘味の強いアイスが好まれるアジア大会では惨敗となってしまいました。
『どちらかと言えば甘いものは好きではない』という柴野さん、…なのに朝方の4時まで眠気を感じずにジェラート作りに夢中になる事も多いようで、面白く観させて頂きましたが、実はこの柴野さんの弟さん…幸介さんも凄い人で、こちらはヨーロッパを中心に世界に100人しかいないというアジア人初のジェラート騎士。ジェラートの魅力を世界に伝えるという功績が認められて任命されるそうですが、世界ジェラート大使となったお兄さんと共にイケメンでハンサムと羨ましい限りのお2人なのでした。
現在お店は石川県にあるようで東京に出展される予定はないようです。ジェラート大好きな私で、フルーツやナッツを活かしたジェラートはよく食べますが、野菜の味を活かしたジェラート…是非食べてみたいです。ちなみに、関東で一番好きなジェラート屋さんはDonatello's(ドナテロウズ)です。ネットでも購入できますが、やはり店舗で注文して食べるのがベストです。あぁ、書いているだけでジェラート食べたくなってきましたよ。世界一のジェラート食べてみたいです!!
※パスワードの保護を解除しました。前回出題の暗号問題回答は、次のブログに掲載しています。
こちら姉妹サイトも宜しくお願いします。