最終回を前に確認しておきたい事・・・

そもそもリーダーとは何なのか???

三省堂の大辞林では、この様に書かれていました。
① 指導者。統率者。指揮者。「チームの－」
② 印刷で，点線。破線。
③ 新聞・雑誌などの社説や論説。
④ フィルムや録音テープなどの先端の部分。

また、リーダーシップを調べてみると、こう書かれていました。
① 指導者・統率者としての地位・任務。
② 指導者としての能力・資質。統率力。指導力。「すぐれた－を発揮する」

そもそも、世の中には、「人から命令されるのが嫌だから、リーダーになりたい」とか「責任を押し付けられるのは嫌だから、リーダーにはなりたくない」そんな分かれ方があって、それと「だからサラリーマンは嫌だ」とか「自分で起業して社長になりたい」なんて流れの話を聞く事もよくあります。

これって、そもそもリーダーがどんな役割を果たしていくのかを考えずに結論から出発してしまっているようにも思えませんか？

幼い頃からリーダーの見本となる父親を目の当たりにしてきたチャーチルは、父親を尊敬し、目標とすることで、リーダーがどの様なものなのかを学んで行ったのかもしれませんね。

ちなみに、あのドラッカーは、この様に話しています。
「リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に確立することである。リーダーとは目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する者である」

また、リーダーシップの定義としては、

「リーダーたることの第一の要件は、リーダーシップを仕事と見ることである」と。

つまり、リーダーシップは才能や性格に左右されるものではなく、「仕事」であるということ。従って新参者であっても、率先して仕事として成果をあげるために自発的に動き、結果的にチームも同じように動いた例があれば、それも一つのリーダーシップになるという訳なのです。

就職活動の面接で使えそうなネタ、探せるかもしれませんね。

こう考えていくと、リーダーシップは、一人ひとりが身につけるべき能力であって、チームに所属していれば、誰にでも求められる能力といえる気もしてきます。だから、リーダーは、共存する社会なら、どんな所にも存在する事が求められるとも言えるのかもしれません・・・

さてさて、あなたはどのように考えますか？

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