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カテゴリー分けされずに、誰もが楽しめるもの

モノづくりに情熱を傾ける人々を描いてきたTBS『夢の扉』の後継番組として、BS-TBSの『夢の鍵』という番組がありますが、ご存知ですか? 21世紀の世界で通用する日本のモノづくりとは何か、熱い志をもってそれぞれの道を切り開く人たちに焦点を当てることで、戦後日本のお家芸と言われた「モノづくり」を未来へ引き継ぐ人たちを応援するというのが番組の趣旨。

そんな『夢の鍵』に先日、【『現代の魔法使い』の新たな挑戦】というタイトルで筑波大学学長補佐の落合陽一先生が登場しました。黒い服を好み、多くの肩書を持ち、数多くの番組に登場している有名な先生なので、ご存知の方も多い事でしょう。

落合先生は今や『現代の魔法使い』と言われ、モノを自在に宙に浮遊させるために超音波を利用する『三次元音響浮揚』や空気中の分子をプラズマに変化させることで、光に触れることができるようにしたりと、その技術は世界から注目されています。

2015年に受賞した「ワールドテクノロジーアワード」は、日本人としては2人目の快挙。大したものです。作り出す作品は科学であるだけでなく、アートとも称されています。

その落合先生が、新たな挑戦をしているのが、聴覚に障害のある人も聴覚に障害がない人も、共に楽しめる音楽会の開催。会場には、落合先生が開発した光る球体がたくさん持ち込まれ、振動や光なども駆使して『耳で聴かない音楽会』を実現していくのです。

落合先生は、番組の中でこう語っています。
【カテゴリー分けが差別を生んでいる近代社会が嫌いだ】と。目指すのは、障碍者が楽しめるものではなくて、カテゴリー分けされずに、誰もが楽しめる音楽とのこと。素敵な考え方ですよね。音楽会に来た人たちの楽しそうな表情、印象的でした。

さて次回パスワードの問題です。かなり難しいかもしれませんがチャレンジしてみてください。何の動物かを念頭に文章を読み小文字の英語に直してお答えください。

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