その選択はユニークですか?
6月18日放送のInnovativeTomorrow、株式会社ロボ·ガレージ代表高橋さんの回、見ましたか?東京大学先端科学技術研究センター特任准教授、大阪電気通信大学情報学科客員教授、ヒューマンアカデミーロボット教室アドバイザー。京大工学部物理工学科メカトロニクス研究室卒業で、2003年ロボ・ガレージを創業。関西テクノアイデアコンテスト2001・2002グランプリ、京都大学の学内入居ベンチャー第1号。米TIME 誌「 Coolest Inventions 2004 」、 ポピュラーサイエンス誌「未来を変える33人」他、ロボカップでは、2004~2008年までの世界大会5連覇という偉業を成し遂げています。
物心ついた時には、鉄腕アトムの漫画からロボットを創る科学者に憧れるようになったと話す高橋さん。祖父が自分の工作室を持っていたことと、親の教育方針から、流行りのロボットを買ってくれなかったこともあって、自分でロボットを作るようになっていったとか。おかげで、自分で作った方が良いものが出来るようになったと話されていました。凄いですよね。
大学入試当時はバブル景気に沸いていて、だったら文系でいいかという浅い考えで入学したのが立命館大学の文系の産業社会学部。ところが、卒業する頃にバブルがはじけ、仕事への価値観がガラリと変わり、メーカーへの就職を希望したのですが、第一希望の企業に落選。1年間予備校に通って京都大学工学部物理工学科に入学すると、ロボットの研究室に進み、ようやく、子どもの頃の夢に近づいていったそうです。文系大学を卒業してから、わざわざ理系大学に入ったことで、二面性から、見る視点を手に入れ、マクロとミクロの視点を手に入れたと、そんな経緯すらプラスに捉える高橋さん。
テレビの宣伝で見たこともあるミニロボット等は、可愛らしい姿であるばかりでなく、「エボルタルマン」 ギネス世界記録認定、「キロボ」 ギネス世界記録認定と高精度!! 人型ロボットへのこだわりは、単純に鉄腕アトムからの憧れのようです。出来ないことは沢山あったけれど、だからこそ人型ロボットのコミュニケーション能力に特化してきたそうです。
ロボットは一人で作るという高橋さんは、研究開発・設計・デザイン・試作・プログラミングからサービスの考案まで一貫して取り組む職業として、ロボットクリエイターと名乗られています。複数の人で作ると平均化して面白いものが作れない。偏りがイノベーションを産む。設計図はあえて書かない。部品も手作りで、開発デザインから製作までを一人でこなし、自分が欲しいものを作る。大変な事ですが、だからこそ妥協の必要もなく、こだわったものが創り上げられるんですね。
これからも自分の欲しいものを作りたいと話す高橋さんは、仮に人の立場に立って作ったとしても、どこか違うものになるのが当たり前。だったら、自分が欲しいものを作った方が良いでしょとも。高橋さんが思う、ロボットが生活の一部になる未来。スマートフォンの次にくる新しいデバイスの有力候補は、モバイル人型携帯端末だと話していました。さてさて、未来は、どんな展開になっていくのでしょうか。
そんな高橋さんの『思考のコア』『自分への問い』とはこうでした。
『その選択がユニークかどうか』
悪友が勧めるようなユニークでリスキーな選択を選んだ方が、大変だけれど、イノベィティブにはなると話されていました。あえて通常選ばない選択をする高橋さん。余裕が産み出す力なのでしょうか。当たり前のつまらない道を選ぶより、何が起こるか分からない道。ワクワクしてきそうですね。
さてさて次回ブログの暗号問題です。
分かりやすいように上の換字表を使っての問題です。
えそさあ➡skate、そさえ➡case・・・
では、もえゐさ➡????
パターンに慣れてきた方は、ちょっと、今回は簡単過ぎるかも・・・
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