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【良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である】

 

「神様のカルテ」って御存知ですか?『神様のカルテ』は、夏川草介さんによる日本の小説で、単行本が小学館から、主に書き下ろしで刊行されています。第10回小学館文庫小説賞を受賞し、2010年本屋大賞2位。Sakuramedal2011高校生部門の大賞獲得。2020年10月時点でシリーズ累計発行部数は330万部を突破しているヒット作です。

主人公・栗原一止(くりはらいちと)は、信州松本にある本庄病院に勤務する内科医である。彼が勤務している病院は、地域医療の一端を担うそれなりに規模の大きい病院。24時間365日などという看板を出しているせいで、3日寝ないことも日常茶飯事。自分が専門でない範囲の診療まで行うのも普通。そんな病院に勤める一止を中心に物語は進んでいきますが、その誠実さ、仲間とのやり取りが、とても優しく思いやりがあって、他の医療系物語とは、また一味違う仕上がりになっています。

2011年と2014年に櫻井翔主演で映画化され、今年(2021年)の2月からは福士蒼汰主演でテレビドラマ化されていたのでご覧になられた方もいますよね?私も映画、テレビドラマと見ましたが、テレビドラマで語られた名言を1つ取りあげたいと思います。本人の語り口調も夏目漱石の「坊ちゃん」風で面白いのですが、この作品には、しばしば偉人の名言が登場しており、なかなか個性的で面白いです。今回取り上げたいのはこの名言…

【良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である】

悲しい出来事を経験して、大切なものを見失ってしまった名友にかたりかけた言葉です。

「セオドア・ソレンソンだね、懐かしいな・・・」

「お前の好きな言葉だったな」

私は目をそらすことなく、

「ケネディは戦争のためにこの演説をぶったが、 我々は医業のためにこの言葉を用いようとよく言っていた。 百万人を殺す英雄ではなく、一人を救う凡人であろうとな」

【自らの良心に恥じない。】

他人からの褒め言葉や、周りからの評価は嬉しいものですが、本質で言うなら、自分が自分に誇れること・・・正しいと信じて行動を起こした事こそ、究極の喜び、答えの様な気がします。

コロナ禍で、調子の良い事を言う政治家が沢山いますが、今回のこんな言葉、投げかけてみたいものです。何かに迷った時、個々に立ち戻る事で答えが見える事も沢山あるはず・・・

 

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