【アンブレイカブル】【シックス・センス】【エアベンダー】
先日、某民放でM・ナイト・シャマラン監督の【アンブレイカブル】を観ました。これまでに映画館も含めて2度観たものですが、久々にまた観たくなったもので…。そんな物語は、こんな感じです。
ある日乗客131人が死亡するという悲惨な列車事故が起きます。沢山の人が命を失う中で、何故か主人公のデヴィッドだけが、かすり傷1つ負わずに唯一生き残るという奇跡が起こります。そんな彼の元に、イライジャと名乗る人物から手紙が届きます。
イライジャは、些細なことでも骨折してしまう骨形成不全症という難病を持って生まれ、何度となく骨折してきました。(この『骨形成不全症』という難病、映画を通して初めて知る事になった病気でした。)彼は、母から与えられたプレゼントから、コミックにはまるようになっていきました。やがて、体の脆い自分とは対極に位置する病気も怪我もしない頑強な人間が存在するはずだと考え、それはコミックのヒーローのようであると信じるようになったのです。
奇跡の生還を知ったイライジャは、その自分の考えをデヴィッドに伝えますが、デヴィッドは信じようとはしませんでした。イライジャの考えを否定したデヴィッドでしたが、思い当たる節はいくつもありました。イライジャと出会って以来、それまで気のせいだと思っていた、無意識のうちに危険人物を察知する能力を自覚し、そのほかにも驚異的な筋力など、イライジャが言うヒーローの能力を持っている事を認めていきます。
愛する妻子との関わりを通して自分の力を確信したデヴィッドは、雑踏の中からまったく面識もない(事件すら発覚していない)少女暴行監禁犯をその能力で見つけ出して、被害者を助け出します。ヒーローの誕生です。この後、M・ナイト・シャマラン監督の【シックス・センス】の様に驚愕の展開が待っているのですが、それは映画を観てのお楽しみという事で…。
ついでなので、映画【シックス・センス】ですが、本来ホラー映画は好まない私ですが、話題になり、一緒に映画でも観に行こうかと言った友人が、その映画を観たがったので、嫌々付き合いで観たのですが、観終わった映画は、ホラー映画ではなく、心に沁みる良い作品でした。映画の後半では、感動するシーンまであって、大満足の映画となっていました。
ところで、この【シックス・センス】は、観終わって、結論を知った上で、もう一度最初から観直すという楽しみ方もできる映画なんですよ。映画【アンブレイカブル】【シックス・センス】…共にお薦めの映画ですので、是非、TSUTAYAでレンタルして視聴してみてください。
おまけにもう二つ。どうも、民放で映画を観ると、時間枠に合わせて作品から一部削られてしまう事がありますが、これはスポンサーと交渉して何とかして欲しいものです。大事な部分がカットされてしまうと、初めて観る人の印象も変わってしまうからです。今回3度目となるアンブレイカブルもまた、何か所か削られていました…。
最後にこのM・ナイト・シャマラン監督の【エアベンダー】。物語は・・・4つの王国『火の国、水の国、土の国、気の国』によって世界の均衡が保たれていましたが、あるとき、火の国が反乱を起こしたことで世界の秩序が乱れてしまいます。そんな世界を救う能力者…それが主人公で、物語は修行を逃げ出すところから始まっていきますが、いわゆる何部作かに渡る長編もので、その第1作が【エアベンダー】かと。
ところが、この映画…2011年2月に発表された第31回ゴールデンラズベリー賞で8部門にノミネートされ、うち5部門(最低映画賞、最低脚本賞、最低監督賞、最低助演男優賞、最も3Dの使い方が間違っている映画賞)を受賞して、見事に最低映画の烙印を押されてしまいます。結果、わざわざ映画館まで行って第1作を観て、その先が気になっていた私でしたが、続編が作られる事はなく、消化不良のまま終わった数少ない映画となったのです。
後半で驚きの展開を見せてくれるM・ナイト・シャマラン監督だけに、今でも、どこかに引っかかったまま…。多数決ではないけれど、評価・評判って怖いですよねぇ…。
さてさて、長々と書いてしまいましたが、前回のブログの暗号問題回答(パスワード)を。
変換例uyycrvcgpt➡water、dhgkptcg➡fireを見ていくと、文字数が半分になっている事から、2文字で1文字を表しているのではないかと推測できます。uyがw?とするとアルファベットuvwxy…。ycがaだとするとyzabc…。おっ!rvはtでrstuv…連続する5文字の真ん中に変換されてんのかぁ…といことになって、問題ptcgaemqtxcgptの答えは、【recover】ということになります。
規則性を見出す過程が面白いんですよねぇ…。そろそろ暗号解読にハマってきましたか??知識がなくても、分析脳で楽しめるから、ハマりますよね。
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