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「葬送のフリーレン」というアニメ

「葬送のフリーレン」というアニメはご覧になられましたか?

『葬送のフリーレン』は、山田鐘人(原作)、アベツカサ(作画)による日本の漫画で2021年に第14回マンガ大賞および第25回手塚治虫文化賞新生賞を、2023年に第69回小学館漫画賞、2024年に第48回講談社漫画賞を受賞しています。

通常ならヒーローが悪を倒して平和を取り戻すまでが物語になるところ、この物語は、魔王を倒した勇者一行の後日譚を描くファンタジーという珍しい展開のものになっています。そう言えば最近、怪獣を倒した後の処理班を物語にしたものがあったような気がしますが、この漫画は、よくできています。

物語は、こんな感じです・・・

魔王討伐の偉業を成し遂げ王都に凱旋した勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンら勇者パーティー4人は、10年間もの旅路を振り返り感慨にふけっていましたが、1000年は軽く生きる長命種のエルフであるフリーレンにとって、その旅はきわめて短いものでした。そして、50年に一度降るという「半世紀(エーラ)流星」を見た4人は、次回もそれを見る約束を交わしてパーティーを解散していきます。

それから50年後、すっかり年老いたヒンメルと再会したフリーレンは、ハイターやアイゼンとも連れ立って再び流星群を観賞します。まもなくヒンメルは亡くなり、彼の葬儀でフリーレンは自身がヒンメルについて何も知らず、知ろうともしなかったことに気付いて涙します。その悲しみに困惑したフリーレンは、人間を知るためと魔法収集のために旅に出ます。

さらに20年後、フリーレンはもうひとりの仲間であったハイターを訪ねます。ヒンメルと同じく老い先短い身であったハイターは、魔導書の解読と戦災孤児の少女フェルンを弟子にすることを依頼します。その4年後に魔導書の解読を終えたフリーレンと、一人前の魔法使いに成長したフェルンは、ハイターの最期を看取ったあとに諸国をめぐる旅に出ていきます。

その後フリーレンたちは、最後に訪ねた仲間であるアイゼンの助力を受けて、フリーレンの師匠にして伝説の大魔法使いフランメの手記を入手。その手記には、かつての魔王城があった大陸北端の地エンデにあるという、死者の魂と対話できる場所・オレオールの存在が記されていました。オレオールで亡きヒンメルと再会するという新たな目的ができたフリーレンは、アイゼンの弟子である少年戦士シュタルクや、行方不明の親友との再会を望む僧侶ザインという新たな仲間たちを加えて北方を目指すことになります。

戦闘や格闘が主体の物語ではないので、ゆるやかな優しい時間の中で物語が進む感じなので、ヒーローものを期待する人には向かないかもしれませんが、不思議な魅力のある漫画でした。かなり話題にもなっていたので、御存知でない方は是非どうぞ。公式サイトは下記となります。

https://frieren-anime.jp/

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